すまま!

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【英会話】Oh my godをOh my goodnessと言い換える謎を解説

 

英語学習をしている子供を持つママです。

お子さんの英語学習に合わせて、学校を卒業以来久しぶりに英語に触れる人って結構多いのではないでしょうか。我が家もそうです。

3歳から英会話教室に通い始めた子供に対し、英語が大の苦手だったという夫は、中学校3年間の英語が1冊でしっかりわかる本というのを購入して、しばらく頑張っていました。

 

▼子供が英会話教室に通いたいと言い出して焦ったときの話

 

 

結果としては、夫は頑張ってはみたものの、子供には「お父さんは英語が出来ない」とすぐにばれて指摘されていました。そして、子供の学習スピードは驚異的なので、速攻で学習レベルを追い抜かれていましたよ。

 

ちなみに中学校で習う英語の目安は、英検3級ですね。現在進行形と、比較級とto不定詞が出来ればほぼOKではないでしょうか。私はここまでは大丈夫です。私が英語が苦手になったのは高校生からなので。そう、つまり、我が家は程度の差はあれど、英語苦手ファミリーなのです。

 

我が家に限らず、日本人は英語に苦手意識がある人が多いのではないかなと思いますが、読むことはある程度出来るって人は案外多いので、基礎的な部分は大丈夫というケースもあると思います。なので、お子さんが英語学習を始めたときには、ぜひ英語にもう一度触れてみてほしいです。

 

さて、英語なんて全然分からないし聞き取れないわ、って人も、ハリウッド映画などで「Oh my god!」という台詞があったら、それは聞き取れるのではないでしょうか。カタカナだと、オゥマィガッ!という、なにか事件が起きたときのフレーズです。

 

日本語に訳すると、「ああ、神様!」という、唯一神を宗教とする国の言語らしい言い回しですよね。「八百万の神々の国で生きる日本人に本当の意味では浸透しづらい英語ランキング」でかなり上位だと思います。(私調べ)

 

「Oh my god!」に似たフレーズがあることに薄々気がつく

この「Oh my god!」ですが、ハリウッド映画や、youtubeの英語動画などを見ていると、時々、あれ、なんだかちょっと違う単語を言っているな、と言うときがないでしょうか。「Oh my god!」的な場面で、言われている、オゥマイ●●という別のフレーズがあるんですよね。

 

私はこれが上手く聞き取れず、godとは違うことを言っているんだけど、なんて言っているんだろうなと思いながらも、結構数年この謎を放置していました。カタカナだと、オゥマイガデス?のように聞こえたので、「Oh my goddess!」なのかな、と思ったりもしたり。goddessは女神ってことですね。でもギリシャ神話ならともかく、英語は唯一神の世界の言語ですから、女神はいないのです。

私も、何を言っているのかよく分からないながらも、そこ以外も分からないことだらけなので、特別にそこを聞きなおしたりも調べてみたりもせずに流して聞いているので、この謎を数年放置していたわけです。

 

でも、ある日、なにかの映画を見ていた時に、オゥマイガデスの中に、nの音が聞こえたんですよね。オゥマイガデニスみたいな音でした。それで、私はこれが、「Oh my goodness!」だと気付いたわけなのです。そこでようやく、重い腰をあげて、「Oh my god!」の場面で、「Oh my goodness!」と言い換えられている謎について確認してみることにしました。

 

「Oh my god!」をなぜ「Oh my goodness!」と言い換える?

そもそも、goodnessとはなんでしょう。難易度が低そうな見た目のスペルですが、説明を求められると詰まります。辞書を引くと、徳、善性、長所、などの意味のようです。形容詞のgoodにnessがつくと、その状態を表す名詞になるというわけですね。つまり、「ああ、善性!」と、日本語に直訳すると訳の分からないかんじになります。なぜ、「Oh my god!」にあたるフレーズをこのように言い換えるのでしょうか。

 

答えは、宗教が関わってきます。信仰心が薄い人が多い日本人は、世界から見るとレアです。世界の国々では、日本に比べると宗教が生活に密着していて、神様という存在を大変敬っています。このため、大切な神様(god)という存在を、直接口にしないように言い換えているのです。

 

私はこれを調べたときに、「your majesty 」をふと思い出して、すっと納得出来ました。王や女王に話しかけるときの、陛下、という意味ですね。

昔、私はこれがなせyourなのか、ずっと疑問でした。エリザベスなどの歴史映画が好みでよく見ていたので、こういう英語の呼び掛けが頻繁に出てきて気になっていましたんです。自分の主人に呼び掛けるときって、my lordとか、my ladyのように、myを使いますよね。陛下のときだけ、これがyourになるんですよね。これは実は、至高の存在である王、女王に、直接話しかけることが恐れ多いため、間接的に話しかけているのです。

majestyとは尊厳、威厳という意味です。王、女王がまとう空気のようなものに対して話しかけていると私なりに解釈しています。

 

つまり、godもkingもどちらも尊い存在であるため、気安く直接呼びかけないための言い回しというわけです。でも、それなら「oh your goodness!」でも良いのになと疑問も持ってしまいますけどね。

 

この記事を読んでくれた方が、少しでもしっくりと納得できましたら、幸いです。

 

 

 

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