ひらがなは何歳から読めるの?ひらがなに興味を持ったきっかけは?
ひらがなは何歳から読めるの?
子供がすっかり大人のように喋れるようになってくると、次は「ひらがな」かなとお悩みの親御さんも多いと思います。
子供も大変ですね。ようやくスムーズに喋れるようになったと思ったら、ひらがなです。そして、カタカナ、足し算、引き算と次から次へと待ち受けているわけですから。
具体的に何歳くらいで、子供たちはひらがなを読めるようになるのでしょうか。大半の子供たちは、小学校に入学する頃にはひらがなが読めるようになっているようです。なので、目安としては、5歳、6歳くらいにですね。もちろん、個人差のあることですから、小学校に入学してから読めるようになる子供もいます。
私自身としては、3歳のときには絵本が読めるようになっていたと聞いていたので、同じく絵本好きの子供も同じ頃には読めるようになるのかなと漠然と思っていました。
この記事では、我が家の3歳の男の子がひらがなを読めるようになったきっかけについて、ご紹介したいと思います。
成長の始まりはいつも突然
それはある日突然のことでした。絵本を一緒に読んでいるときに、「み」を指さして、「みかんの「み」!」と元気よく言いました。
「わあ、すごいねえ。もう読めるんだね。」
そう褒めると、男の子は満足そうに笑って、
「こまの「こ」!」
と、また文字を指さしました。
我が家の場合、気付くといつの間にか、大半のひらがなを読めるようになっていました。
家では特にひらがなを教えていなかったので、保育園で習ったんだろうな、ありがたいことだなと思っていました。
そこで、保育園の先生へ「ほとんどのひらがなが読めるようになっているようです。保育園で教えていただいたのでしょうか?」と連絡帳に書いたところ、「いいえ、保育園ではひらがなは教えていません。」という衝撃のお返事が返ってきたのです。
え・・?
では、どこでどうやって覚えたの。
答えはひとつしかありません。
自然と目につくところに
我が家のリビングの壁には、色んなものが貼られています。男の子が保育園で作った制作物や、家族写真。子供の目線の高さには、トイレへの矢印マーク、日本地図、世界地図、1~120までの数字の表、そして「あいうえお表」です。
ひらがなと一緒にイラストが描いてある一般的な「あいうえお表」です。
「こ」には、こまの絵が、「み」にみかんの絵が描いてあります。
何回か、あいうえお、と一緒に読んだりもしましたが、学習とは呼べない内容だったと思います。これだけしか与えていないのに読めるようになっているのですから、子供の吸収力とは凄まじいで、正直怖いくらいです。
せっかく読めるようになったので、さらに身につくようにと、男の子が好きな仮面ライダーの絵本とかるたを買ってあげました。
かるたで、一文字一文字をしっかり確かめてほしいのと、絵本で言葉は1フレーズで意味を成すということに慣れてほしかったためです。
この仮面ライダーシリーズに男の子は大喜び。寝る前の絵本に仮面ライダーが加わり、夕食後には毎日かるた大会です。相手をする大人は大変ですが、子供が自分からやりたがってくれるのでこちらとしてもやりがいがあります。
女の子なら、プリキュアやすみっコぐらしが好きかもしれませんね。
振り返ってみれば、我が家の成功例としては、「あいうえお表」で自然と興味を持ってもらって、好きなキャラクターの「かるた」や「絵本」でしっかり身についたという流れでした。
子供にはこれからたくさんの学びが待っています。なので、大人が焦らず、詰め込まず、自然と子供が自分から興味をもってくれるのが一番なのかなと個人的には思っています。
お子さんのひらがな学習でお悩みの方のなにか参考になれば幸いです。
▼この記事を読んだ人はこちらも読んでいます